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ブログ blog

その他

茨城県での重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の発生について

今年5月、関東で初となるSFTSの猫での感染が報告されました。   【症例】 室内飼育の1歳齢の雌猫。 ダニの予防薬は投与されていた。 4月下旬、一時的に脱走。耳に多数のダニが付着していたため、動物病院を受診し、ダニを除去。 5月9日:40.9度の発熱、食欲低下、嘔吐を示した。 10日:黄疸を示した。 12日:自宅にて斃死。(隔離用ケージにて看病) 獣医師が12日に県に報告。県が血液成分などを検査したところ15日にSFTS陽性が判明した。   重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは? 【概要】 マダニ媒介性の人獣共通感染症 ヒトと猫はSFTSに対する感受性が高く、感染する […]

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3ヶ月に1回塗布するタイプのフィラリア予防薬について

『ブラベクトプラス猫用』にフィラリア予防が新たに認可されました。 これまでの猫のフィラリア予防薬は1ヶ月に1回塗布するスポット剤が使用されてきました。当院の地域では5月~12月までの合計8回、1ヶ月ごとに塗布する必要がありましたが、『ブラベクトプラス猫用』では5月、8月、11月の3回塗布でその期間が網羅できることになります。 塗布薬が苦手な猫ちゃんでも投与によるストレスが軽減できます。 フィラリア予防の他、ノミ・マダニといった外部寄生虫および猫回虫・猫鉤虫といった内部寄生虫も同時に駆除できる複合剤です。 猫のフィラリア症については『猫の病気紹介』に詳細を記載しております。 価格 1.2~2.8 […]

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フィラリアの予防時期になりました

5月から12月の8ヶ月間はフィラリアの予防時期となります。 フィラリアというと犬で有名な寄生虫ですが、猫でも感染することがあります。 フィラリアは蚊によって媒介される感染症で、蚊の刺し口から動物の皮膚内に侵入し、そこで成長しながら血管を探し当て、循環に侵入します。最終的には心臓内に寄生する体長15~30cmほどの大型の寄生虫です。 犬はフィラリアに感染しやすく、適切な感染予防をしないと大量寄生して心不全を引き起こすことがあります。 猫は元々フィラリアに対して抵抗性が強く、皮膚に侵入したとしても自分の免疫で排除できることが多いとされています。ですが、ひとたび循環内に侵入されてしまうと少数の寄生( […]

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避妊手術のススメ

避妊手術は望まれない繁殖を防ぐだけでなく、病気の予防や発情に伴うストレスを抑えることができます。 特に早期に避妊手術をすることで将来的な乳腺腫瘍の発生リスクを下げることができます。(6か月齢まで:91.0%、1歳まで:86.0%、2歳まで:11.0%、それ以降は効果なし) 猫ちゃんの乳腺腫瘍は悪性比率が高く(約90%)、増殖が激しく、転移を起こしやすい傾向にあります。 また、わんちゃんと比べて発生頻度は高くないですが、子宮蓄膿症なども予防できます。 室内飼育ですと、発情が来ても交配する機会がないため精神的に不安定になります。怒りっぽくなることや、頻尿や粗相をしてしまうことも増えます。また、特有 […]

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慢性腎臓病と飲水量の不足について

慢性腎臓病とは何らかの原因で腎臓の機能が3か月以上にわたり低下している状態を指します。 慢性腎臓病は加齢とともに増えていき、10歳以上の猫の30~40%の猫が発症すると言われています。   初期症状は多飲多尿(おしっこがたくさん出て、お水をたくさん飲むこと)ですが、この症状が現れる頃には腎臓の機能が残り1/3以下になってしまっています。 一般の血液検査で腎臓の数値(クレアチニン)が上がってくる頃には腎臓の機能は残り1/4以下になってからとされています。最近ではSDMAという項目も血液検査で調べることが可能になり、腎臓の障害が40%以上に進むと上昇するとされています。 症状だけでは早期 […]